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#036 0199-0026-04
『おかあさんあそぼ?』
蕭 雪華(しょう せっか)氏 |
Be.Tooでは初めての犬の作品です。
コーギーの雷庵の子犬時代、作者に遊んでもらいたくて顔を見つめているところを描いた作品は、愛犬派のサポーターの心をとらえたようです。
蕭さんは雷庵以外にも人と生活を共にしている動物たちを描き続け、共感を広げています。
これからも、いろいろな動物たちが登場するに違いありません。 |
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#037 0299-0059-01
『DeathPlay 〜ギロチンごっこ〜』
adrenaline氏 |
adrenalineさんの作品はいろいろな意味で反響を呼んでいます。可愛らしいけど危うさがある、自分を傷つけずにはいられない不安のようなものをどこかユーモラスをも感じさせる醒めたタッチで表現しています。
この作品も若い女性の支持が圧倒的に多く、同世代の共感を集めています。
若い方だけでなく、講談社児童文学新人賞を受賞された児童文学作家の方も注目しており、一部の流行とは違った方向へ発展する可能性が指摘されています。
閉ざされた状況から出口が見えるようなストーリー性のある作品、そんな世界も作り出すことができる作家として、これからの作品が注目されています。 |
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#038 0099-0005-32
『子ねこ物語 夜の時間』
入山さとし氏 |
絵本作家として有名な入山さんのゼネラルイメージ4作目の作品です。
可愛らしい子猫が、透明な空気を感じさせる夜の世界を見つめています。それはやがて外の世界へ旅立つことを予感しているのでしょうか。
しばらく間が空いていますが、その間に結婚し、現在は子育ての真っ最中、子どもができてから、作品も少しずつ変化してきたようです。
現在は学研からひよこのぴよちゃんが成功してシリーズも続々と登場していますが、これも子どもが生まれてからの作品です。
前3作のゼネラルイメージは、大人のための絵本を目指していましたが、それは今しばらくお預けとなりそうですね。 |
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#039 0199-0006-23
『Flora』
Giorgio de Cama氏 |
カリグラフィー作家でもあるGiorgioさんは、イラストとカリグラフィーが一体となった新しいスタイルを模索し続けています。
最近はパソコンでの加工も積極的に取り組むようになって、その方向性も見えてきたようです。
カリグラフィーの線と、水彩やインクの鮮やかな色合いが、これからどのように定着してゆくのか、これからが楽しみですね。 |
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#040 0299-0026-01
『さよなら』
夜舟氏 |
この作品は夜舟さんの最初の登録作品ですが、2002年05月07日に展示されてから2005年05月08日にゼネラルイメージになるまで、ちょうど3年、50回の展示をこなしてきました。
特にゼネラルイメージにノミネートされてから、サポーターの中で一般展示から外されて常設展示へ移行するのが寂しいと言う気持ちから投票をひかえる動きがあったため、最終的に決まるまで時間がかかったと言う事情もありました。
シンプルな構図と色使いで、少女の気持ちを表現しているこの作品は、女性だけではなく男性層からも注目を集め、多くの人々の支持を集めてきました。
たいへん優れた作品として、これからも見る人の心の中に衝撃と共感を与え続けてくれることでしょう。
夜舟さんは創作活動に集中するために、今後のBe.Tooでの活動はできなくなりました。
作品を発表する場は異なりますが、これからも応援を宜しくお願いいたします。
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