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#026 0099-0002-120
『顔のある風景 ニコリンネ』
佐藤 隆俊氏 |
顔のある風景インド編のこの作品は、南伸坊を思わせる表情で、とても外国というイメージはしませんが、日本にはない道路標識であることが分かります。
見知らぬ土地で、懐かしい知り合いにあったような、そんな感じのする作品です。
子供っぽいイメージがしますが、年齢層は比較的上にまとまっているのが特徴でした。
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#027 0099-0037-29
『フラワー』
高野 洋実氏 |
高野さんの作品は、独特の心象風景から生まれています。
それがクセと受け取られるか、個性として受け止められるかで作品の、評価も変わってきますが、それは作者の技術的な説得力にも大きくかかわってきます。
この作品はペンとカラーインクで描かれていますが、画面の隅々まで描き込まれた丁寧な表現によって、高野さん独特の幻想的な世界をリアルに感じさせてくれます。
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#028 0299-0026-11
『沈める睡り』
夜舟氏 |
「言葉にできない」に続いてゼネラルイメージに選ばれたこの作品も、若い女性を中心に共感を呼んでいるようです。
最近は年齢層も広がりを見せ、その実力が認められるようになってきました。
いろいろな方が様々な解釈をされていますが、その曖昧さ、危うさが大きな魅力になっているのでしょう。
微妙なバランスなだけに、質を揃えて制作を続けるのはたいへんなことだと思います。
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#029 0199-0016-08
『なあに』
なおねこ氏 |
この作品のキャラクターである「なおねこ」は、作者のなおねこさんと同じ名前です。
そんなわけで、あるときは作者自身であったり、子供であったりさまざまなシチュエーションがありましたが、やはりネコらしいしぐさに人気が集まったようです。
しばらく育児に忙しい日々が続くと思いますが、なおねこもどう成長して行くか楽しみですね。
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#030 0099-0009-68
『はじめまして』
日南田 淳子氏 |
この作品は、ちょろぴとカエルのフィギーちゃんとの出会いのシーンです。
ちょろぴのストーリー性のある作品は、絵本のように全体を通してみないと分かりにくいのですが、ひとつのシーンでも物語が予感されるので、多くの方々に支持されたのでしょう。
一連の作品も、近いうちに常設展示になりそうです。
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