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夢之介日記番外編 |
毎年庭の畑や木につく昆虫たち。夢之介は農薬を使わないので、被害にもあいますが、おかげで庭の生態系は豊かなようです。 今年は強力な助っ人が登場し、昆虫たちの観察が始まりました。 |
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2002年6月3日千柳軒キャベツ保護作戦開始 |
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ゴールデンウィークの後、キャベツの苗をひとつ¥76で買ってきて、庭に植えました。 肥料は庭のコンポストで作った堆肥に、野菜用の肥料をたして、毎日楽しみにしていましたが、葉っぱ大きくなるのに、なかなか結球してくれません。 近所の八百屋を見ているとキャベツが2つで¥100だそうです。 ひとつ¥50!家のは¥76でスタートしたのだから、少なくとも¥100ぐらいにはなって欲しい。そう考えるのは人情というもの、ところがキャベツを見ると何と!!芋虫がついてるではありませんか!? そこで虫好きのひなたさんが応援に駆けつけてきてくれました。何匹かを養子に引き取ってくれると言うのです。 |
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今回は葉っぱごと引き取ってもらったので、3〜4匹だと思いますが、何となく大きい芋虫と小さい芋虫とでは種類が違うようです。 |
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2002年6月11日千柳軒キャベツ保護作戦2 |
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ひなたさんに養子に引き取られた芋虫たちは、ある大きさまで育つと死んでしまったそうです。 緑色の小さい芋虫も、大きくなると「ヨトウガ」のように茶色くなり、そこから先は育たないと言うことなのです。 キャベツを観察すると、また違う芋虫や虫たちが見つかります。 その中にちょっとざらついた芋虫たちがいました。 数から見るとこれが主流派のようです。 モンシロチョウが毎日卵を産み付けにきているので、どうやらこれがモンシロチョウの子供たちではないかと言う結論になりました。 |
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↑新しく発見された芋虫、ちょっとざらついた感じで、色が濃いのが特徴です。これで2.5センチぐらいでした。どうやらこれがモンシロチョウのようです。 |
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キャベツを育てていると、モンシロチョウやヨトウガだけではなく、いろいろな芋虫や昆虫、その他もろもろの生き物が棲息しています。 |
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↑8ミリぐらいの芋虫で繭を作っています。このまま蛹になって小さな蛾になるらしい。最近キャベツの葉に、よくとまっている小さい蛾が、親ではないかと思っています。 葉っぱの奥に隠れているナメクジ。赤ちゃんらしく小さいのがたくさんいます。↓ |
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2002年6月16日千柳軒キャベツ保護作戦3 |
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梅雨になったら、キャベツにモンシロチョウたちが来なくなったので、キャベツには新参の芋虫は、見あたらなくなりました。 |
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アゲハの芋虫くんは、毎年やってきます。 近所にも大きな山椒があるので、この辺りに古くから住み着いているのでしょう。 今年は千柳軒の山椒も、前のが枯れたので新参もののチビ助なので、食欲旺盛になると、ちと厳しい。 この芋虫くんは、大きくなるまで鳥の糞を擬態していますが、もうしばらくすると緑色になります。 でも、触ると黄色い角を出して強い臭いを出すので、芋虫好きのひなたさんでも触るのは難しいでしょう。 金柑やグレープフルーツの木なら、大きいので間引かなくても大丈夫なのですが、このあたりの芋虫くんたちは好き嫌いが激しいので困ってしまいますね。 |
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↑遠くから見ると鳥の糞がついているように見えますが、怒ると角を出して威嚇します。 ←アゲハがいなくなると、葉っぱのウラに卵が産み付けられています。 卵の殻は結構硬く、時々生まれた後の殻も残っています。 |