美術茶論

click!network:
ライブギャラリーBe.Too
第89回ベスト10発表

click!net
2005年01月17日〜02月06日

ぺっこり夢 2005/01/17〜2005/02/06投票順位 

順位
作品ナンバー
作品名
会員名
レイティング
展示数
選出数
1
0299-0059-01
 『DeathPlay』 〜ギロチンごっこ〜
 adrenaline
9.8
12
9
2
0199-0026-04
 おかあさんあそぼ?  蕭 雪華
9.7
45
11
3
0099-0005-32
 子ねこ物語 夜の時間  入山 さとし
9.2
11
9
4
0199-0006-23
 Flora  Giorgio de Cama
9.0
7
7
5
0199-0021-71
 ごろごろ♪  荒木 陽子
8.7
1
1
6
0299-0062-02
 Indicolite (インディゴライト)   Ryu Takeuchi
8.3
7
6
7
0099-0002-136
  顔のある風景 3人のいる「箱」  佐藤 隆俊
7.5
14
5
8
0099-0009-87
 こおろぎくんの演奏会1  日南田 淳子
7.3
2
2
9
0299-0001-14
 フモフモさん お家  ATELIER TOYOKO
7.2
2
2
10
0099-0009-90
 音の宝石  日南田 淳子
7.0
1
1

●○全体の動向○●


日本中が雪だったそうですが、東京は晴れが多くあまり寒い冬という感じがしませんでした。
お正月気分もすっかり抜けて、日常がもどってきたようです。
なんとなく平穏そうな中で、スーパーの中で子どもたちが襲われ殺されたり、悲惨な事件が毎日報道されています。
そういった事件の大半が理由も分もらないことが多く、昔のような日常平穏な影を潜め、はっきりとしない不安が、すぐ側に潜んでいる日々が続いています。

今回の投票は前回に続き、男女比が1:5と女性層が圧倒し、やはり男性層が強かった作品は後退しているようです。

少数派だった犬派に、待望のゼネラルイメージが誕生しました。
蕭さんの「おかあさんあそぼ?」が、順調に票を伸ばしゼネラルイメージが決まりました。
前回がネコのニャーミィでしたので、常設展示では猫と犬が仲良く隣り合わせで並ぶことになります。
ニャーミィシリーズの年間ベスト10紹介のページが新設され、ゼネラルイメージのニャーミィのページから見ることができるようになりました。
そろそろ、ゼネラルイメージ作家の紹介ページを作らなければなりません。
なかなか宿題が終わりませんね。


●○個別作品の印象○●

ベスト10も大きな変動は少なくなってきました。そこで前回からベスト10に入らなかった作品や、
展示は残らなかったけど、記憶に残った作品を「SHINJO作品」として紹介することにしました。 


サポーターのコメント:女性<
●少女 ●青年 ●成年 ●熟年 >: 男性< ◆少年 ◆青年 ◆成年 ◆熟年

1位
adrenalineさんの「『DeathPlay』 〜ギロチンごっこ〜」が1位に戻ってきました
いろいろな見方もあるようですが、サポーターも各地に広がって、ゼネラルイメージも目前に見えてきました。
やはり時代を反映したメッセージが若い女性層に共感を呼んでいるのでしょう。
ゼネラルイメージが一つの通過点だとすると、その先には何が待っているのか、注目して行きたいと思います。
●●リアル・斬新・可愛いです!まだずっと頑張って欲しいです

2位
蕭さんの「おかあさんあそぼ?」が2位でゼネラルイメージとなりました。
Be.Too始まって以来、初の「犬」の殿堂入りです。
蕭さんは犬以外にも動物たちと仲がよさそうですので、次は何がでてくるのでしょうか
。楽しみです。
◆これからもがんばってください

3位
入山さんの「子ねこ物語 夜の時間」も、気がつけば3位でゼネラルイメージが目前となってきました。
入山さんの世界は優しく愛らしい動物が多く、派手な動きはありませんが、やはり根強い支持を受けています

しかし、この作品がゼネラルイメージになると、蕭さんの雷庵くんはネコに挟まれることになりますね。
●思わず声をかけたくなります。

4位
Giorgioさんの「Flora」は今回4位となりました。
カリグラフィー作品も歳時記的なシリーズを目指して新作をアップしていますgiorgioさんです。
その作品は素材など工夫していますがネットでは分かりにくいかも知れませんm0^ン02@愚ハスク2@溟
どこまでシリーズが伸びるか楽しみです。
●がんばれがんばれ!

5位
荒木さんの歳時記ニャーミィは、今年の初雪風景ごろごろ♪」が初登場で5位に選ばれ、シリーズ連続ベスト10入りの記録を更新しています。
2月に予定していた、常設展示からの「ニャーミィ」作品の閲覧もアップしましたので、ゼネラルイメージのニャーミィの作品をクリックしてご覧ください。
今年は更にパワーアップして、ニャーミィの仲間たちも活躍するそうです。

●ニャーミィ、だいすき。
●毎月、季節感満点で愛らしいニャーミィちゃんが楽しみですv。今月もプリティですぅ‥‥vvv
●コタツで丸くならないのが、ニャーミィらしいです。
6位
Ryuさんの「Indicolite (インディゴライト)」が今回は6位になりました。
今回も女性層が弱く、やはり男性層が強いのが特徴のようです

順位は前回より上がりましたが、やや支持層の広がりが弱くなってきている感じがします。
Ryuさんの作品そのものは幅も奥行きもあるので、いろいろな作品で支持層を広げて行けると宜しいですね。

7位
佐藤さんの「 顔のある風景 3人のいる「箱」」が、再び7位で戻ってきました。
見えたり見えなかったり、出たり入ったりの、なかなかマイペースの3人たちです。
段ボールの3人は見た目は地味だけど、けっこう本人達は賑やかなのかも知れませんね。


8位
日南田さんのちょろぴの「こおろぎくんの演奏会1 」が今回は8位でした。
前回の1位に対し順位が下がっているように見えますが、連作の「音の宝石」が10位に入っているので、二つを合わせるとレイティングは14.3となり実質的には1位をキープしていると言えるでしょう。
今年はちょろぴにも新しい方向性が見えてきたようです。

●かわいい

9位
ATELIER TOYOKOさんのフモフモさんシリーズのフモフモさん お家」が9位となりました。
この作品も順位が下がっているように見えますが、これも「フモフモさん モフモフ遊び」が僅差で11位につけ、二つを合わせると14.1とちょろぴに続く成績となります。
作品は単独の評価が基本ですが、シリーズものにはそれにあった評価も必要なのかも知れません。これも検討課題ですね。

●フモフモさん、楽しみにしています。

10位
10位は日南田さんのちょろぴ「音の宝石」でした。
8位の作品との連作で、しみじみとしたちょろぴらしいストーリーの作品になっています。
●月を見つめるちょろび。 なんだか少し悲しめな・・? ☆が♪でかわいいです!

11〜20位

11位「フモフモさん モフモフ遊び」ATELIER TOYOKOさん:--何の遊びでしょうか?
●何だか楽しそう
12位「月光」望月さん:--ちょっとトキオのリーダーを思わせ...、すいません。

●デッサン力が素晴らしい。少年の表情とバックの取り合わせが印象的です。構図も筆の運びも熟慮した、作品だと思います。
13位「アジサイ」高野さん:--また少し順位が上がりました。
14位「 お馬さんにのって」なおねこさん:--相変わらずマイペースですね。
15位「Chimaira ジャコウアゲハ蘭星さん:--男性層が強い作品なので、これからが注目されます。
16位「 顔のある風景 おいしくるっと!」佐藤さん:--ハードの中のソフトなイメージ。
17位「竜の子たろう」はっとりさん:--成龍、天に昇るのでしょうか。がんばって欲しいです。
18位「おでかけ」日南田さん:--これからは花粉症の日南田さんには辛い季節が始まりますね
19位「ちょっと小太り潤くん」蕭さん:--運動不足?食べ過ぎ?。
●物言いたそうな瞳が可愛い
20位「CHIMAIRA キマイラ」蘭星さん:--やはり男性層の支持がもう少しつくと良いですね。


応援メッセージ
20位までに入らなかった作品への書き込み紹介です
23位「芽ばえ」望月さん
●クラシックな感じがして素敵です。新しい希望が芽生えた瞬間の喜びが感じられる素敵な作品だ
25位「アタシノ宝物 〜昔飼ってたポチの骨〜」adrenalineさん
●目を引く作品ですね グロのはずなのに可愛い・・・ 綺麗な絵だと思います夢も好きです。
30位「ねがい」木内 忍さん
●優しさ感じる

SHINJO作品13
記録より記憶に残る〜新庄の言葉から〜心情的作品紹介
0299-0058-03「」HANAさん
HANAさんは、非常に絵画的に計算された写真を撮られる方のようです。
また、たいへん色彩に対しても鋭いセンスを持っていて「蕾」の鮮やかなピンクに対し、「幻想的なクロッカス」では背景の紺に白を浮き上がらせ、中心にある黄色を美しく強調させているところなど見事としか言いようがありません。
そうかと思うと
ハナミズキ」では、非常に淡い優しい画面を作っています。
厳しい視点で切り取られた空間と時間は、その他のものを寄せ付けない孤高の雰囲気があり、前後の時間や周囲の広がりを拒否している潔さがあります。
それが、見る人を選んでしまうのではないでしょうか。


 ■作品及びclick!networkへのお問い合わせは、こちら
 
▲先頭に戻る