東京では寒さが厳しいと言っても、雪は一部にちらついた程度で、北や西日本のような大雪はなく、いつもの冬とあまり変わりがないように感じられます。
ただ、それは一部の地域だけのことのようで、今年の雪国は本当に大変のようです。
新潟での大停電や25日の山形の脱線事故は、激しい嵐のような強風が原因だとのこと。暖冬が大寒波に変わっても、異常気象には変わりありません。
社会的には弱者が犠牲になる犯罪が日常化して、姉歯事件の余波は建設業界全体に波及し始めているようです。
その反面、景気が回復しているのでしょうか、都心の混雑はバブル期を思わせるものがあります。
新宿のデパートはクリスマスのお客で溢れ、ラッシュアワーのようでした。トトロの郷の住人には疲れます。
経済や政治的な視点からみると、この景気にはしっかりとした基礎が見えません。構造計算偽装は、果たして建築業界だけなのでしょうか？
何だか、この国は偽装が充満しているように感じられてなりません。
来年は、それも明らかになるような気がします。