●○全体の動向○●
2001年を迎えて、大きな動きはありません。
21世紀のイベントや、セール等もほとんど見られず、景気の動きを反映しているようです。
投票の男女構成は、女性1:男性1となっており、学生層がまだ戻ってきていないようです。
特に目立った動きはありませんが、山崎さんの「ショーウインド」が、展示6回目でベスト5となりました。
●○個別作品の印象○●
この山崎さんの「ショーウインド」は、9連作のひとつで、9点あわせると1枚の絵となる野心的な作品でしたが、展示が対応できず、残った一枚が、今回評価されたものです。
「顔のある風景」は、ぴくちゃギャラリーBe.Too効果もあり、相変わらず強い動きをしていますが、今回から佐藤さんの「ジュネーブ」が、ゼネラル・イメージとして、常時展示となり投票対象から外れることになりましたが、ベスト2のIFさんの「Stand by」、佐藤さんのベスト4位「サンタフェ01」、8位「渋谷」に続き、木村さんの「 アッ?!」が10位に、IFさんの「蝶頭水栓」が12位と全体の勢いは、変わらずに続いています。
「Metropolitan Night」「 ジュネーブ」がゼネラル・イメージとなった後は、入山さんの「夜間飛行」が1位となっています。また「Hot Day Afternoon」も15位と続いており、「Metropolitan Night」に続く、一連の作品への支持の強さが分かります。
いのまたさんの「マドンナ」、 Giorgio de Camaさんの「カナリア」が、それぞれ順位を上げて、定着してきました。
東田さんは、相変わらず「そら豆」が7位、「もも」が11位と健闘しています。
新しい動きとしては、初展示の竹内さんの「雪」が13位に、「遠い日」が14位と健闘をしているのが目立ちました。 |