美術茶論

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ライブギャラリーBe.Too
第15回ベスト10解説2

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2000年07月03日〜07月14日

6位 0099-0001-02
空中遊覧  もと のりゆき
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前回8位だったもとさんの「空中遊覧」が6位となりました。
この作品は、「常春高原」がゼネラル・イメージとなって投票外の常設展示になってから、変わりの得点を集めています。
夏らしい「未来のリゾート地」のイメージは、これからが本番です。
新規作品も登録が予定されているので、8月には新しい作品を見ることが出来るでしょう。

7位 0099-0012-03
Room  林 政良
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林さんの「Room」が、前回に続き7位です。
新しい表現方法に積極的に取り組んでいる林さんも、ゲストの支持を確認し、自分なりの、写実的な表現を越えた「空気感」をとらえた作品を追求してみることになりました。

0099-0010-06 8位 0099-0010-06
顔のある風景(Stand by) I・F
I・Fさんの「顔のある風景(Stand by)」が8位となっています。
佐藤さんの「顔のある風景シリーズ」の共作となる一連の作品も、それぞれの考え方が明確になってきました。
今回12位となった新規展示作品「顔のある風景(Stand by)」も、人のために「働く『物』」の気持ちを表したもので、一連のメッセージを成立しつつあるようです。

9位 0099-0015-01
いぬ  Kanna
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Kannaさんの「いぬ」が8回ぶりにベスト10に入り9位となりました。
ツーリングものの作品も健闘していましたが、「Robo」「yozora」
とこの作品の3作品が、Kannaさんを代表している作品となっているようです。
力強い作風なのですが、女性に支持される少し哀愁を感じさせる作品は、夏を過ぎてからまたポイントが上がると思われます。

10位 0099-0018-01
Data ocean  新井 啓子
0099-0018-01 10位の新井さんの「Data ocean」も3回ぶりに戻ってきました。
立体オブジェが中心の新井さんなので、なかなかグラフィックの新作は難しいようです。
9月のエプソンスクエアでの特別展では、4月に試みた3Dによる新しい画像展示方法をより具体的に展開する予定ですが、立体オブジェもある程度表現ができるようになるかも知れません。