美術茶論

click!network:
ライブギャラリーBe.Too
第13回ベスト10解説1

click!net
2000年06月05日〜06月17日

0099-0002-29
1位 0099-0002-29
顔のある風景(ジュネーブ) 佐藤 隆俊
佐藤さんの「顔のある風景(ジュネーブ)」が1位となりました。
この作品は、第5回ベスト10で1位となった「顔のある風景(渋谷)」から始まった「顔のある風景シリーズ」の海外編です。
ゲストにもファンがでてきたこのシリーズは、富士フィルムも関心を寄せていただいており、これからの広がりが期待されます。

2位 9199-0001-12
Water Chil  東田 亜希
9199-0001-12
2位となった東田さんの「Water Child」は、本人も「大丈夫かな?」と思った作品ですが、若い女性層を中心とした支持を受けました。
日常から外れた異界を覗くような東田ワールド独特の表現で、見る人を引きつけてているようです。

0099-0011-05
3位 0099-0011-05
STRAY CAT  広野 ただし
前回9位だった広野さんの「STRAY CAT」が3位になりました。
ゼネラルイメージ候補の「猫夏3」が、伸び悩んでいるのに対し、どちらかというと冬のイメージの「STRAY CAT」が伸びているのは、意外な動きですが、比較的年齢の高い男性層の支持が中心となっています。

4位 0099-0001-02
空中遊覧  もと のりゆき
0099-0001-02
4位のもとさんの「空中遊覧」は、もとさんの作品の中では、ゼネラルイメージとなった「常春高原」に続く成績を残している作品です。
未来の夏のリゾート地をイメージしたこの作品は、季節的にもこれから伸びる作品ですが、ゼネラルイメージかスタンダードイメージとして、常設展示の候補になる可能性があります。

0099-0005-06
5位 0099-0005-06
Metropolitan Night 入山 さとし
8位 0099-0005-07
Lighthouse 入山 さとし
0099-0005-07
入山さんの連作「大人のための絵本」の「Metropolitan Night」が5位に、「Lighthouse」が8位となりました。
若い女性層だけでなく、年齢の高い男性層の支持も強く、安定した動きになっています。
「絵本」や「連作」等の展示方式は、7月の後半を目標に、新しい展示方式を実現したいと思います。
next