美術茶論

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ライブギャラリーBe.Too
第10回ベスト10発表解説1

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2000年04月17日〜05月02日

眠るなBabe
1位 9099-0006-02
眠るなBabe いのまた みゆき
いのまたさんの「眠るなBabe」が6回ぶりに1位となりました。
作品としての評価は、充分に認知されてきています。
学校も卒業し、これからは、そろそろ、作家としての力を定着させるために、今の作品を越えた新作を出して、ゲストの評価を問う時期にきているようです。

2位 9199-0001-02
もも  東田 亜希
もも
東田さんの「もも」が2位に選ばれました。
彼女も学生ですが、制作のパワーはあるようです。
今の時代の人には見られない雰囲気を持っているので、「もも」のようにストレートに描くことも、「ケータイの誕生」のように、東洋的な物語や、伝説等を感じさせながら現代を描くのも、いろいろと試されることをお勧めします。
次回の新作に注目しています。

3位 9099-0003-03
イエローイエロースモーキング 坂本 聡
5位 9099-0003-04
ウーマン  坂本 聡
7位 9099-0003-05
キャメル  坂本 聡
ウーマン キャメル
イエローイエロースモーキング
坂本さんは、「イエローイエロースモーキング」が3位に、「ウーマン」が5位に、「キャメル」が7位と、3作品がベスト10に入りました。 3点とも展示回数が10回の作品です。
最近の作品は、技術的には丁寧にまとめられており、モチーフも明確になって来ていますが、その分これらの作品に見られる「『意識して』描かれていない」(ゲストが勝手にイメージする)部分が少なくなっているようです。
ただし、これは学生からプロになるための過渡的なプロセスなので、否定的にとらえる必要は無いと思います。
プロは自分の作品を、きちんとコントロールできなければなりません。
自分が気がつかないところが評価されるというのは、「まぐれ」ということですので、見る側が参加できる部分も、作家側で理解していなければ、次の作品に生かせないからです。