美術茶論

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ライブギャラリーBe.Too
第9回ベスト10発表解説1

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2000年04月03日〜04月14日

もとさんの「空中遊覧」が再びランク入りし、1位となりました。
1999年総合ランクでも1位となったこの作品は、「常春高原」に総合得点では届きませんが、プレステージ期間総合でも上位に入っています。
SF的なシーンですが、見ていて心が和む点では、「常春高原」と並んでヒーリングワールドシリーズの代表作といえるでしょう。

1位 0099-0001-02
空中遊覧 もと のりゆき
入山さんの「Metropolitan Night」は2位となり、前回に続いて上位に定着してきました。
前回5位だった「Lighthouse」はランク入りはしませんでしたが、評価は高く、「大人のための心の絵本」ともいえる、このシリーズ作品の他の作品も少しずつ注目され始めています。
今回初展示となった、トランプの動物シリーズは、まだ目立った動きは見られませんでした。

3位 0099-0005-06
Data ocean 新井 啓子
2位 0099-0005-06
Metropolitan Night 入山 さとし
前回に続き、新井さんの「Data ocean」が3位となりました。
Be.Tooのゲストには、グラフィックデザインやWebデザインをされている方も多く、「デジタル・コラージュ」 の「Data ocean」は、共感を呼んでいるようです。
個展も終わったようですので、次回は新しい作品の展示が期待できると思います。

4位の「晩秋の白い建物」と8位の「湖畔のひととき」は新規会員の延岡さんの作品で、今回が初展示でした。
丁寧な作風で、建物を中心に風景を描いていますが、「晩秋の白い建物」は女性層が強く、 「湖畔のひととき」は男性層の得点が強いようです。
やはり、見ていて心が和むタイプの作品です。
4位 0199-0004-01
晩秋の白い建物 延岡 道夫
8位 0199-0004-02
湖畔のひととき 延岡 道夫