美術茶論看板

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ライブギャラリーBe.Too
第5回ベスト10発表解説1

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2000年01月31日〜02月10日

1位　0099-0002-18
顔のある風景（渋谷）佐藤　隆俊

3位　0099-0002-17
つたに隠れて（北京）佐藤　隆俊

9位 0099-0002-12
小は大を支える　佐藤　隆俊
顔のある風景 つたに隠れて 小は大を支える
１位の「顔のある風景」と３位「つたに隠れて」の作品は、前回５位で今回９位となった「小は大を支える」の道具シリーズとは、また違った試みの作品ですが、モノクロのさりげない風景写真の中に、見る人の参加を求める仕掛けをしっかりと組み込んでいる、と言う点では同じ流れの中にある作品です。
佐藤さんの作品は、知的な遊び心が特色ですが、誰にでも分かりやすいのが特徴となっています。特に「顔のある風景」は若い女性から、熟年男性までの支持を受けており、佐藤さんの特色が、良く現れていると思います。

2位　0099-0009-05　ジッタ君家　　日南田　淳子
ジッタ君家 ２位の「ジッタ君家」は日南田さんのチョロピシリーズの新展示作品です。チョロピは日南田さんの私的な実験作品でしたが、根強い支持に支えられて、キャラクターとして育ててみようと、新たな挑戦が１４日からの展示から始まっています。
Be.Tooの現在のゲストは、キャラクターに興味のある層は薄いのですが、ストーリー性の有無には敏感に反応しているようなので、今後の展開が注目されるシリーズです。
女性の支持より男性の幅広い支持が目立っています。
猫夏3

4位　　0099-0011-02　　猫夏3 　　広野　ただし
４位の「猫夏3」は完全に定着してきたようです。やはり男性が中心になって支持されています。
イメージだけでなく技術的にも評価されているので、このまま大きな変動がなければ基準作品と成り得る作品です。
２８日から新しい作品展示が予定されています。