2006年はサーバのトラブルで散々の年でした。
1999年9月9日に、アメリカのサーバをレンタルして、@nt-works.co.jpのドメインで始めたこのホームページも、米国企業と日本の代理店が代わったり、サーバのセンターが引越したりと色々ありましたが、今まで大きなトラブルはありませんでした。
ところが、2006年2月から、一部の機能が突然使えなくなり、調べてみると米国企業のシステムのバージョンアップによって、日本語の使用が一部制限されたとのことでした。
サーバの移転でいろいろなやり取りがあって、無料で国内のサーバへ移転する話しもまとまったのですが、移動したら全ての機能がそのまま使えないことが分かり、移動の前にサーバの整理をしなければならなくなりました。
6年間で、階層もデータ量もかなり膨大になっているので、準備だけでも大変です。
また、今まで使っていたGoLive5.0の問題もあって、アップすると文字化けになったり「1,056kバイトの文字」とか理解に苦しむ内容のページになったり、更新自体が賭のような状態が続いています。※今回は上手くアップできたようです。
この事態を早く改善するためにも、サーバの移転を行いたかったのですが、昨年はclick!networkの仕事で、キャラクターのプロデュースも忙しく、今年の課題となってしまいました。
何とか1月中に移転したいと思っています・・・。
昨年は、異常気象と異常犯罪が日常化し、平穏無事と言う言葉が死語になりつつあることが実感された年だったような気がします。
変化は少しずつ起こり、気が付いた時には全く変わっています。
ただ、どんなに大きな変化に見えても、時間の物差しが代わると何も変わっていなかったり、異常が正常だったりするのですね。
空気と水と安全は無料の国と言われた日本の存在そのものが、世界の中では珍しい国だったのでしょう。
激しい雨や、干魃が続く国々からみれば、今の日本もまだまだ一部の恵まれた環境なのかも知れません。
普通の国になった時、そこには一体何が待っているのでしょうか?
7月に河川工事の跡地に緑地公園がオープンし、東村山市と東大和市の市長が出席して開園式を行いました。
何も無かった所に公園ができ、あっという間に周辺地域の日常の中に入り込み、今年はそれが当たり前と言う感じで年が明けています。
どんな変化でも取り入れてしまう、日常の強さと言うものを改めて実感した次第です。
順調な仕事も、トラブルの多い仕事も、その中にいる限り他のものは見えません。
終わった時や、立ち止まってみた時に、いろいろなものが見えてくるのでしょう。
日常の中を進む前に、少し立ち止まって見るのも大切なことなのかも知れません。
今年も良い年になりますように。
2007年01月01日