この作品は高野さんの5番目のゼネラルイメージとなります。
最初の「フラワー」から装飾的な雰囲気の作品が支持されているのが分かります。
どのゼネラルイメージ作品も、ファンタジーの世界独特の雰囲気を持ち
熱帯のジャングルの中のようで、あまり日本的な季節を感じさせません。
日本では花にははっきりとした季節があります。
その季節感が、これからどう組み込まれてゆくのか
高野さんにとっての課題になっているようです。
季節感が自由に表現できるなら、壁紙などインテリアに
作品を活かすことができることになるでしょう。
地道な努力を厭わない高野さんならではの新しい方向性が
ゼネラルイメージの作品の中からも伺うことができるようです。
これからの作品が楽しみですね。
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