きょん ばあさんの作品は、プラスチックの粘土をオーブンで焼いて作られています。
教室でも教えているので、忙しい傍らご自分の作品を作られているのでしょう
その可愛らしい人形を、やはり粘土や布、木などを用いて情景を作ったり、
この作品のように自然の中において、イメージを完成させっているのが特徴です。
始めの頃は、デジタルカメラに慣れておらず、画像処理も難しかったようですが、
ご自分でいろいろチャレンジされて、イメージも広がってきたようです。
この「ひるさがり」は、布の靴でしょうか、そこから顔を出した
小人たちの可愛らしさが、素直に伝わってくる作品です。
女性や比較的年齢層の高い層から、静かな支持が広がり、
気がついたらゼネラルイメージになっていました。
子どもからお年寄りまで、誰もが親しむことのできる表現は、
いつまでも人の心に伝わってゆくことでしょう。
厳しい社会状況の中で、これからも優しいイメージを
いつまでも、作り続けていただけることと思います。
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