第一話
2ほんのレールが くっつくところ
ちょろぴが親友のジッタくんと初めて出会った時のお話です。
このお話は、ライブギャラリーBe.Tooで、第8回ゼネラルイメージに選ばれた「ちょろぴ/昼」と言う作品から作られたものです。
ちょろぴは ひとりぽっち
あさがきて めがさめると おさんぽです
さんぽのとちゅうで いろいろなどうぶつたちに
であいました
バッタさん おはよう
カエルさん おはよう
うさぎさん おはよう
あひるさん おはよう
あひるさんは ぼくににているね
なかまなのかな?
ちがうよ わたしたちは とりだから
みんな かぞくやなかまがいるのに
どうして ぼくは ひとりぽっちなんだろう
そうして あるいているうちに
せんろにであいました
せんろのむこうがわをみると
ず〜とさきで ふたつのせんろが
くっついています
せんろがくっついているところって
なにがあるのかな?
そうして ちょろぴは
せんろがくっついているところへむかって
あるきはじめました
ちょろぴは せんろがくっついているところへ たどりつけるのでしょうか?
なかまたちや かぞくに あえるのでしょうか?
せんろの むこうがわで であったものは?
ちょろぴのせかいが こうして すこしずつ ひろがってゆきます